
「カフェ屋としてのデビュー戦」
過去のことをこうしてコラムにさせて頂いて、週に1本更新して1ヶ月が経った。
思い出しながら書いているのもあるし、順を追って連載したかったけど、
とりあえず書きやすいテーマから始めたところすでに連載の時間軸が歪んできてしまった。
何かでこの連載を知ってくれてバックナンバーをまとめて読んだ人はおや??と思うかもしれない。ごめんだけど性格上今後のエピソードも全部決めてから書く、ということが苦手な性分なので細かいところは気にせずに読んでください。
さて、前置きが長くなりましたが。
春に仕事をクビになり、秋口に師匠のお店で働きだしてその年末(もっと詳しく知りたい方はバックナンバーを読んでくれい!)、
「自分のドリップがどこまで通用するのか試したい!」なんて考えていた。
星乃珈琲のバイトも含めると半年ぐらいコーヒーに触れてきていたのもあり、ふとそんなことを考えるようになった。
今もそうだけど基本的な考えのベースは芸人の頃から変わってなくて、
「このネタをいろんなライブで試してみたい!」
というのと同じでホームを離れて自分のドリップがどれぐらいウケるのか試してみたかった。
そんな折に知り合いから、
「年明けに音楽ライブをやるんだけど、コーヒー出してみない?」と声をかけて頂き、初めての出店が決まる。
当日。場所は八王子のライブハウスで時間は18時から。
店名も名刺もない。ここからがカフェ屋としてのスタート。
ドリップに使う豆は師匠のお店で買おうと財布を取り出したら師匠から「餞別だ!持っていけい!勉強しておいで!」と送り出してくれた。
ついに来た!師匠から勉強してこいと鼓舞して頂いて気合いが入る。何だかんだでついにデビュー戦。
何か爪痕を残さねば!こんな時もマインドは芸人と変わってない。
豆は3種類。どれも師匠が焙煎したシングル(ブレンドしてない国単一の豆)の豆で、豆の前には自分の飲んだコメントを書いたカードを置いてお客さんにも説明出来るようにした。
最初の頃は手書きで作成してました
イベント前にお試しで1杯淹れて飲んでみる。
いつものように蒸らしは30秒で、小さい円を8回、中ぐらいの円は4回で、最後は大きい円で味を調整して…。。
よし、いつも通りだ。さあ、いこうか。
よし。大丈夫。飲んで美味しかったんだから自分を信じてやろう!
お笑いライブ以来に久しぶりに緊張している。口に出さずとも自信を唱えてないと走り抜けない。
そして。
あっという間にイベントは終わった。売れたコーヒーは3時間で8杯。
会場にいた人は演者さんも含めたら30人ぐらい。それで8杯。
お笑いのバトルライブでは「面白い!」と感じた人に○を付けて順位を付けるけど、それで言うならば下位の順位。
結果から言えばスベッたようなものだけど。
ただ楽しかった。
知らないお客さんから「美味しい!」と言って頂いたことはネタをやって面白い!と言われるよりも嬉しかった。
そして外に出てやってみたことで収穫は多かった。
コーヒーを淹れる遠藤昭平さん
ライブハウスではお酒も販売していて、「コーヒーとお酒が横並びだと酒に負けるんだな」とそこで初めて気付いたり、
「夕方以降はみんなコーヒーを控えるんだな」とか「コーヒーは味よりも香りのほうが伝わりやすいんだな」とか。
アウェーで提供したからこそ気付いたことがたくさんあったし、改めてコーヒーが好きで楽しいということも再認識出来た。
あれから5年。
今年はコーヒーのイベントに呼ばれることが多く始まる前は毎回緊張する。
会場に着いて、準備をしてお試しで1杯淹れて飲んで。
「大丈夫。さあ、行こうか」
と心の中で唱えるのはあの頃から変わってない。
今は自分で焙煎もしてるし、コーヒーを飲んだ方がまた来てくれて豆を買いに戻ってきてくれるのがとにかく嬉しい。
お笑いじゃなくなってもやっぱりライブが1番楽しいし好きだ!
とこの文章を書いてる今改めて実感してます。
もっともっとライブに出たいなあ!!
本日はここまで!今も新たに焙煎した豆を提供する時は緊張するし、ウケたスベッたに一喜一憂しながら東京の三鷹市でほぼ’sカフェというヘンテコな名前でカフェ屋をやっております。
読んだ感想などをDMで送って頂けますと励みになります!
次回は「ついにカフェ運営が始まる…!」というテーマでお届けします。次回もどうぞよしなに。
思い出しながら書いているのもあるし、順を追って連載したかったけど、
とりあえず書きやすいテーマから始めたところすでに連載の時間軸が歪んできてしまった。
何かでこの連載を知ってくれてバックナンバーをまとめて読んだ人はおや??と思うかもしれない。ごめんだけど性格上今後のエピソードも全部決めてから書く、ということが苦手な性分なので細かいところは気にせずに読んでください。
さて、前置きが長くなりましたが。
春に仕事をクビになり、秋口に師匠のお店で働きだしてその年末(もっと詳しく知りたい方はバックナンバーを読んでくれい!)、
「自分のドリップがどこまで通用するのか試したい!」なんて考えていた。
星乃珈琲のバイトも含めると半年ぐらいコーヒーに触れてきていたのもあり、ふとそんなことを考えるようになった。
今もそうだけど基本的な考えのベースは芸人の頃から変わってなくて、
「このネタをいろんなライブで試してみたい!」
というのと同じでホームを離れて自分のドリップがどれぐらいウケるのか試してみたかった。
そんな折に知り合いから、
「年明けに音楽ライブをやるんだけど、コーヒー出してみない?」と声をかけて頂き、初めての出店が決まる。
当日。場所は八王子のライブハウスで時間は18時から。
店名も名刺もない。ここからがカフェ屋としてのスタート。
ドリップに使う豆は師匠のお店で買おうと財布を取り出したら師匠から「餞別だ!持っていけい!勉強しておいで!」と送り出してくれた。
ついに来た!師匠から勉強してこいと鼓舞して頂いて気合いが入る。何だかんだでついにデビュー戦。
何か爪痕を残さねば!こんな時もマインドは芸人と変わってない。
豆は3種類。どれも師匠が焙煎したシングル(ブレンドしてない国単一の豆)の豆で、豆の前には自分の飲んだコメントを書いたカードを置いてお客さんにも説明出来るようにした。
いつものように蒸らしは30秒で、小さい円を8回、中ぐらいの円は4回で、最後は大きい円で味を調整して…。。
よし、いつも通りだ。さあ、いこうか。
よし。大丈夫。飲んで美味しかったんだから自分を信じてやろう!
お笑いライブ以来に久しぶりに緊張している。口に出さずとも自信を唱えてないと走り抜けない。
そして。
あっという間にイベントは終わった。売れたコーヒーは3時間で8杯。
会場にいた人は演者さんも含めたら30人ぐらい。それで8杯。
お笑いのバトルライブでは「面白い!」と感じた人に○を付けて順位を付けるけど、それで言うならば下位の順位。
結果から言えばスベッたようなものだけど。
ただ楽しかった。
知らないお客さんから「美味しい!」と言って頂いたことはネタをやって面白い!と言われるよりも嬉しかった。
そして外に出てやってみたことで収穫は多かった。
「夕方以降はみんなコーヒーを控えるんだな」とか「コーヒーは味よりも香りのほうが伝わりやすいんだな」とか。
アウェーで提供したからこそ気付いたことがたくさんあったし、改めてコーヒーが好きで楽しいということも再認識出来た。
あれから5年。
今年はコーヒーのイベントに呼ばれることが多く始まる前は毎回緊張する。
会場に着いて、準備をしてお試しで1杯淹れて飲んで。
「大丈夫。さあ、行こうか」
と心の中で唱えるのはあの頃から変わってない。
今は自分で焙煎もしてるし、コーヒーを飲んだ方がまた来てくれて豆を買いに戻ってきてくれるのがとにかく嬉しい。
お笑いじゃなくなってもやっぱりライブが1番楽しいし好きだ!
とこの文章を書いてる今改めて実感してます。
もっともっとライブに出たいなあ!!
本日はここまで!今も新たに焙煎した豆を提供する時は緊張するし、ウケたスベッたに一喜一憂しながら東京の三鷹市でほぼ’sカフェというヘンテコな名前でカフェ屋をやっております。
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次回は「ついにカフェ運営が始まる…!」というテーマでお届けします。次回もどうぞよしなに。
ほぼ's カフェ
青森県十和田市出身。8年間お笑い芸人として活動したのち、営業マンを半年でクビになり、喫茶店のマスターに憧れてコーヒーの勉強を始める。
現在は三鷹市で駅前のBARを間借りして営業中。
現在は三鷹市で駅前のBARを間借りして営業中。



