
「味覚に関する師匠の金言」
さて今回は本来なら前回書くはずだった「師匠の金言シリーズ」でお楽しみ頂こうと思う。
このシリーズは僕自身が書きたいというのと、師匠から言って頂いたことを改めて思い出して記録として残しておきたい、というのもあって定期的に書いておきたいコンテンツなのでよろしければお付き合いください。
今回は「味覚」がテーマ。
コーヒーを意識的に飲むようになってから「味覚」というものを初めて意識するようになった訳で。
コーヒーに限らずワインや日本酒などソムリエ的な資格がある飲み物は感じた味覚の表現を求められることがある。
とは書いたものの、お客さんに対してはその味覚をひけらかすとウンチクを語るオヤジみたいになってお客さんが引いてしまうので、どちらかと言えばメニュー開発や同業者や飲食業に携わってる人と仕事する時に必要になってくる。
当然自分もその壁にぶち当たって悩んだ時期があるけれど、それを解消してくれたのが師匠の金言の数々である。
今日はそれをいくつか紹介しようと思う。
【日常的に食べてるものは表現として出てくるけど食べたことのないものは表現として出てこない】
師匠のお店でコーヒーを飲んだ時に当然ながら自分と師匠では当然出てくるコメントが違っていて、師匠の出したコメントに対して首を傾げてたらこの金言を言って頂いたと記憶している。
中にはこの金言に対して「そりゃそうだろ!」と思う人もいると思う。
だけど人間気がつくと同じものばかりを食べたり飲んだりしてるということは結構ある。
例えばコンビニに行っていつもシャケのおにぎりを選んでしまったり、お茶は生茶で、野菜にかけるドレッシングは青じそで…なんて具合に無意識のうちに選んでることはあると思う。
コーヒーという飲み物はフルーツで例えられることが多く「ライチ」「ストーンフルーツ」「プラム」などの例えは見かけるもののこれらのフルーツは食べようと思わないとまず買わない。
そこでこの金言を頂いてから食べたことのないフルーツを買って食べてみたり、高くて買えないフルーツに関してはグミやジュースから感じたことをメモしておいて、後にコーヒーから「あの風味はプラムなんだな」という具合に遭遇した時に答え合わせをしたり。
仮に食べたことがなくても、コーヒーにおいて「こんな風味がしたらリンゴ!」のような逆から導き出すパターンもあるけど、やはり果実から得る情報のほうが情報量が遥かに多いので、やはり正攻法で何でも口にしてみるのが1番だと思う。
何にしても味覚を鍛えるということは意外と地味な作業なので、食べたことのないものに対してワクワクする人であれば向いている作業だと思う。
他には、
【味覚には強く感じるものとほんの一瞬感じるものの2パターンある】
これもコーヒーの勉強を始めた当時は師匠から聞いた時は衝撃だった。
強く感じるものはほとんどの人が分かるレベルの風味だとしたら、ほんの一瞬はもはやその人にしか分からないレベルの可能性がある。
過去に「ちょっとだけピーチ」やら「チョコレートが通っていった」などの表現を書いたけど(詳しくは>コチラ)、この「ちょっとだけ」がなかなか厄介でこのへんは例えたもののごく一部の特徴を指すので、香りや味ではなく「質感が桃っぽい」「ジューシーさがリンゴっぽい」「こないだ飲んだ赤ワインのブドウ感に似てる」などなど、こうなってくると伝わらなくても良いから言っておきたい、という半分くらいは自己満足の世界でもあったりする。
まだ果物で例えるコーヒー業界はまだ良いほうで先日ワインソムリエの方と話す機会があり、 ワインの世界は例えにポエムの要素が入ってくるらしい。
「初恋のような甘酸っぱさ」だとか
「夏の夕暮れ時のような後味」やら
「お盆に実家に帰った時に感じた線香の香ばしさ」
みたいなそれ聞かされてどうすりゃいいんだよ!な世界線も含めたコメントが飛び交うらしい。ホントかよ。。
こうなってくるとおもしろワードを散りばめた大喜利合戦である。由来を聞いたらその人の思い出話まで出てきちゃったりして口には出せない「知らんがな」が脳内を埋め尽くすことになる。
コーヒーにおける表現は「美味しいと思える味覚のどこを切り取ってお客さんに提供するか」だから、コーヒーを勉強した当時味覚を勉強して本当に良かったと思ってる。
普段口にしている食事も意識して食べたり、普段食べないものをあえて食べてみたりすると味覚が鍛えられますので興味がある方はぜひ。
本日はここまで!読んだ感想はSNSからDMして頂けると励みになります!
次回は「ラーメン屋さんとコーヒーと」というテーマで綴ります。次回から社会勉強編に突入!次回もどうぞよしなに。
コーヒーを意識的に飲むようになってから「味覚」というものを初めて意識するようになった訳で。
コーヒーに限らずワインや日本酒などソムリエ的な資格がある飲み物は感じた味覚の表現を求められることがある。
とは書いたものの、お客さんに対してはその味覚をひけらかすとウンチクを語るオヤジみたいになってお客さんが引いてしまうので、どちらかと言えばメニュー開発や同業者や飲食業に携わってる人と仕事する時に必要になってくる。
当然自分もその壁にぶち当たって悩んだ時期があるけれど、それを解消してくれたのが師匠の金言の数々である。
今日はそれをいくつか紹介しようと思う。
【日常的に食べてるものは表現として出てくるけど食べたことのないものは表現として出てこない】
師匠のお店でコーヒーを飲んだ時に当然ながら自分と師匠では当然出てくるコメントが違っていて、師匠の出したコメントに対して首を傾げてたらこの金言を言って頂いたと記憶している。
中にはこの金言に対して「そりゃそうだろ!」と思う人もいると思う。
だけど人間気がつくと同じものばかりを食べたり飲んだりしてるということは結構ある。
例えばコンビニに行っていつもシャケのおにぎりを選んでしまったり、お茶は生茶で、野菜にかけるドレッシングは青じそで…なんて具合に無意識のうちに選んでることはあると思う。
そこでこの金言を頂いてから食べたことのないフルーツを買って食べてみたり、高くて買えないフルーツに関してはグミやジュースから感じたことをメモしておいて、後にコーヒーから「あの風味はプラムなんだな」という具合に遭遇した時に答え合わせをしたり。
仮に食べたことがなくても、コーヒーにおいて「こんな風味がしたらリンゴ!」のような逆から導き出すパターンもあるけど、やはり果実から得る情報のほうが情報量が遥かに多いので、やはり正攻法で何でも口にしてみるのが1番だと思う。
何にしても味覚を鍛えるということは意外と地味な作業なので、食べたことのないものに対してワクワクする人であれば向いている作業だと思う。
他には、
【味覚には強く感じるものとほんの一瞬感じるものの2パターンある】
これもコーヒーの勉強を始めた当時は師匠から聞いた時は衝撃だった。
強く感じるものはほとんどの人が分かるレベルの風味だとしたら、ほんの一瞬はもはやその人にしか分からないレベルの可能性がある。
過去に「ちょっとだけピーチ」やら「チョコレートが通っていった」などの表現を書いたけど(詳しくは>コチラ)、この「ちょっとだけ」がなかなか厄介でこのへんは例えたもののごく一部の特徴を指すので、香りや味ではなく「質感が桃っぽい」「ジューシーさがリンゴっぽい」「こないだ飲んだ赤ワインのブドウ感に似てる」などなど、こうなってくると伝わらなくても良いから言っておきたい、という半分くらいは自己満足の世界でもあったりする。
まだ果物で例えるコーヒー業界はまだ良いほうで先日ワインソムリエの方と話す機会があり、 ワインの世界は例えにポエムの要素が入ってくるらしい。
「初恋のような甘酸っぱさ」だとか
「夏の夕暮れ時のような後味」やら
「お盆に実家に帰った時に感じた線香の香ばしさ」
みたいなそれ聞かされてどうすりゃいいんだよ!な世界線も含めたコメントが飛び交うらしい。ホントかよ。。
こうなってくるとおもしろワードを散りばめた大喜利合戦である。由来を聞いたらその人の思い出話まで出てきちゃったりして口には出せない「知らんがな」が脳内を埋め尽くすことになる。
コーヒーにおける表現は「美味しいと思える味覚のどこを切り取ってお客さんに提供するか」だから、コーヒーを勉強した当時味覚を勉強して本当に良かったと思ってる。
普段口にしている食事も意識して食べたり、普段食べないものをあえて食べてみたりすると味覚が鍛えられますので興味がある方はぜひ。
本日はここまで!読んだ感想はSNSからDMして頂けると励みになります!
次回は「ラーメン屋さんとコーヒーと」というテーマで綴ります。次回から社会勉強編に突入!次回もどうぞよしなに。
ほぼ's カフェ
青森県十和田市出身。8年間お笑い芸人として活動したのち、営業マンを半年でクビになり、喫茶店のマスターに憧れてコーヒーの勉強を始める。
現在は三鷹市で駅前のBARを間借りして営業中。
現在は三鷹市で駅前のBARを間借りして営業中。



